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ヒートショックプロテインで細胞から若返る!42度入浴法

寒い日が続いてますね。お風呂はちゃんと湯船に浸かっていますか?
シャワーで済ませてませんか?

シャワーで済ませちゃってる人、もったいんです!!

最近は、日本人が長寿な理由の一つとして、湯船に浸かる習慣があるからでは?と言われるくらい、「湯船に浸かる」ことは若さを保つこと(アンチエイジング)にとても効果があることが研究で分かってきたそうです。

キーワードは「ヒートテックプロテイン」

ここのブログでもこのヒートテックプロテインを高める入浴法を以前に書いているんですが、
お風呂博士に聞く”免疫力アップ・肩こり改善・疲労回復”のお風呂の入り方
さらに詳しく「はなまるマーケット」で紹介されていたので、よりアンチエイジング効果を高める入浴法をまとめたいと思います。

60歳を超えても尚魅力度を増しているように感じる、女優夏木マリさんも、
「お風呂に入れば入るほど女性は美しくなります。私は熱めの42℃で入ってます。」
とのこと。

せっかく毎日入るお風呂です。アンチエイジングに役立てなきゃ損ですよね!
その「ヒートテックプロテイン」なるものを高める入浴法を習慣にすることでシミ、シワの予防もできっちゃうんっですよ!知ってるとお得ですよね(^∇^)

42度入浴でシミ・シワが予防できるんです!

最近話題になっている「42度入浴」

多くの雑誌でも取り上げられていて、来月には『42℃温めで素肌美人』という本も発売されてます。

この本の著者は慶応義塾大学・薬学部の水島徹教授。
この水島教授曰く、
『マウスの皮膚を42度で5分温めることによって紫外線によるシミやシワを防げることが研究で分かった』
とのこと。

これは37度と42度のお湯にそれぞれ5分ずつマウスをつけて、紫外線に当てる実験をした結果です。
元々は同じ皮膚の状態だったのに、10日後こんなに違いが出たのだそうです。

ヒートショックプロテインで細胞から若返る!42度入浴法

42度のお湯につけたマウスの皮膚にシワが少ないのが分かりますよね。

これは「42度で5分温めることで、ヒートショックプロテインが増えたから(水島教授・談)」だそうです。

ヒートショックプロテインをあらかじめ増やしておくと、紫外線などの影響を受けにくくなるので、シワやシミを防ぐことができるのだそうです。

この、『ヒートショックプロテイン』なるものは一体何なんでしょう?

ヒートショックプロテインとは…

直訳すると、

ヒート=熱
ショック=刺激・ストレス
プロテイン=たんぱく質

のこと。

ヒートショックプロテインはもともと私達の体の中にあるものですが、ストレスを受けるとさらに体中で作られるたんぱく質のこと。そして体をストレスから守ってくれるのだそうです。

つまり、高い温度のお湯は皮膚にとってストレスになります(→熱ストレス)
なので、熱めの温度のお湯に浸かることで、ヒートショックプロテインを増加させることができるんです。
そしてそのヒートショックプロテインが体を守ってくれるから、老化を防ぐことができるってワケなんです。

水島教授曰く「マウスと人の皮膚の構造は非常によく似ているので、ヒトでも42度に温めることでヒートショックプロテインを増やすことができると考えています」とのこと。

これで、『ヒートショックプロテインを増やす=老化を防ぐ』ってことが分かりました。

ヒートショックプロテインを効果的に増やす入浴法

ズバリ、
『42度で10分ほど入浴すること』
だそうです。

ポイントは「少し熱いな。。。」と感じること。
これがストレスとなってヒートショックプロテインを増加させることができるからです。

なので、42度は私には熱すぎるって人は

  • 41度で15分
  • 40度で20分

これでもOKなのだそうです。

大切なのは無理をしないこと。
※特に熱いのが苦手な人は、最初はいつもより少し熱いかなって感じる温度で、いつもより少しだけ長めに入る程度から始めることをオススメします。

もう一つのポイントは『肩までしっかり浸かること』

全身のヒートショックプロテインを高めるためには、少し前まで推奨されていた「半身浴」ではダメなようです。
※但し、高齢者や体調の悪い人は半身浴程度が良いようなので専門家の方に相談しましょう。

そして入浴後は、せっかく
『温めた体温を下げないように保温する』
ことも大切。

毛布をかぶったりして体を温める、水分は常温か温めたものを飲むようにしましょう。
(※ヒートショックプロテインを長年研究している修文大学医学部の伊藤要子教授・談)

ヒートショックプロテインを効果的に増やす入浴法まとめ

  1. 42度で10分・41度で15分・40度で20分の入浴が目安。
  2. 肩までしっかり浸かること。
  3. 入浴後はしっかり保温して、水分は常温の水かお湯を飲むこと。

ヒートショックプロテインをさらに増やす方法

ヒートショックプロテインをさらに増やすキーワードは『運動』
水嶋教授の研究結果で、運動することと、体を温めることを同時に行うと相乗的にヒートテックプロテインを高められると分かっているのだそうです。

その効果をいち早く取り入れてエステに役立てているサロンが東京にあるそうです。
「骨董通り美人」というエステサロンです。

ここでは、エステの施術に入る前に、温度40度、湿度60%の暑いなと感じる部屋で、エクササイズを行って、体温をまずはあげるのだそうです。

エステサロンのスタッフであるヒートセラピストの飯田さん曰く、
「この室温・湿度の高い部屋では早く体温が上がるのでヒートショックプロテインがより出やすくなります」
とのこと。

つまり、
体温上昇エクササイズ+エステ→ヒートショックプロテインを利用したアンチエイジング
となって、エステの効果をよりUPすることができるんですね。

ということは、お風呂でエクササイズをするとヒートショックプロテインが倍増するってことなんですね!

ヒートショックプロテインをより高めるためのお風呂でエクササイズのやり方

《腕のエクササイズ》

1:手のひらを上に向けて腕を伸ばします。
ヒートショックプロテインで細胞から若返る!42度入浴法

2:手を肩につけるように肘をまげます。→また(1)の状態に戻します。
ヒートショックプロテインで細胞から若返る!42度入浴法

この動作を20回、ゆっくり行います。
水には抵抗があるので、簡単な動作ですが、体に負担をかけることができるんだそうです。

《内もも・外もものエクササイズ》

1:両腕は浴槽のふちにかけ、両膝を立てて足首辺りでクロスさせます。
ヒートショックプロテインで細胞から若返る!42度入浴法

2:立てた両膝を外に向かって開いたり閉じたりします。
ヒートショックプロテインで細胞から若返る!42度入浴法

※くれぐれも無理せずに行いましょう。

アンチエイジングに大切なもう一つは「意識」すること

最近、アンチエイジングの大切なことの一つとして言われていることが「意識すること」なのだそうです。「あ!これは体に良いんだ!!」と思いながらやると効果が変わってくるのだとか。
なので、お風呂に入る時も、「この熱めのお湯で、私は若返るんだなぁ」って意識することが大切なんです。

健康に若々しく過ごすためには、正しい食事、適度な運動、そして肯定してやること!ハッピーな気持ちでやることが大切なんですね。


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