もうすっかり冬到来!な寒さになってきました。。。
冬の美容の悩みと言えば、乾燥!
顔のお肌も手も足もカカトも気になりますが、唇のカサカサ、皮むけにも困ってませんか?

最近では、男性でも年中リップクリームが手放せない人が増えているとか!
カサカサ唇改善方法(NHKあさイチより)

でも、リップクリームを塗って改善した人って、意外に少ないと思うのです。
塗っている間は良いんですが、またすぐ乾いてきますよね。

実はリップクリームは、朝晩と毎食後の5回くらい塗る程度でOKなんです。

だけどそれでも乾くから、四六時中手放せない!って人は、

「唇の乾燥に対してリップクリームの保護力が足りていない」

ってことです。

(※NHKあさイチでの皮膚科医の吉木伸子先生談です。)

つまり、リップクリームだけでは改善できないってことなんです。

そんな時はまずは3日間で改善できる「ワセリン」を使った集中ケアがおススメ!なのです。

カサカサ唇の集中ケアには「ワセリン」が効く!

カサカサが酷くなってしまった唇はリップクリームでは皮膜(唇の乾燥防ぐ保湿効果や保護力)が足りません。
そこで皮膚科医の吉木伸子先生が進めるのは「ワセリン」

カサカサになってしまった唇のキズを治しつつ、保湿もしてくれるんだそうです。

「ワセリン」はボクサーが試合中、傷が開いってしまった時にも塗るという、キズを保護してくれる薬品です。
キリ傷でも火傷でも塗れるもので、成分が単純で安全、安心なものなんですね。

「ワセリン」は、薬品でも化粧品でも売られていますが、ワセリンと表示されているものならOKみたいですよ。

そして、カサカサ唇の集中ケアのポイントは4つ!

ポイント1:ワセリンを朝夕、毎食後の5回塗る

カサカサが酷い時は、朝夕、そして毎食ご飯後に塗るようにします。
リップクリームとの違いは、ワセリンの方が厚く塗れるので皮膜を作ることができ、保護力が違います。

ポイント2:リップメイクのグロスは止める

グロスは唇のカサカサを隠してくれるし、ベットリと唇に盛れるので保護してくれてるような気になりますが、それは錯覚。

グロスのあのベタベタは油ではないので保護はしてくれていませんし、その成分がさらに唇に刺激を与えていたりもするそうです。

なので、すでに唇がカサカサで荒れてしまっている人は、口紅にワセリンを混ぜてグロス代わり使うと良いのです。

口紅は油に色素を混ぜたものなので意外にかぶれにくく、荒れてしまった唇への負担を少なくすることができます。

※あと、UV成分が入ったリップクリームを下地にぬる人がいますがそれはNG。
UV成分は刺激が強いので、カサカサ唇は使うのを避けた方が良いのです。

もちろん健康な唇には塗っても問題ありません。
荒れている人はまず改善するために使用を止めた方が良いということですね。

ポイント3:リップメイクはオリーブオイルで落とす!

唇は他の皮膚と違って角質層は薄く、皮脂膜で覆われていません。
なのでとても薄く水分を失いやすいのです。

なのに、肌のクレンジングと同じようにゴシゴシ落としていたら、カサカサ唇になるのは当たり前なのです。
リップメイクは部分的にオリーブオイルで優しく落とす程度でOKです。

そして、クレンジングや洗顔の泡などは唇に付かないように注意して洗うようにします。
何かとゴシゴシこすりがちですが、唇の皮膚はとても薄くデリケートだってことを忘れないようにしましょう!

※しっかり落とさないと口紅の色素で色素沈着してしまうのでは?と思っている人が多いようですが、勘違いです。
化粧品の色素は肌に移って沈着することはありません。

色素沈着は、唇の皮をむいてしまったり、ゴシゴシこすったりする刺激によって起こってしまうもの!なのです。

ポイント4:食事後の口拭きはハンカチで押さえる

食後、ティッシュで口の回りをゴシゴシ拭いてしまうのはNGです。

ゴシゴシ拭かなくても、優しく押さえる程度で、汚れは落とせますよね。
できるならティッシュよりもハンカチで押さえる方が刺激は少ないので心がけましょう!

ワセリンでケアして3日後の効果

以上の4つのポイントを3日間行った結果、カサカサだった唇はこれだけ回復していましたよ!唇の水分量を測った数値です。

カサカサ唇改善方法(NHKあさイチより)

ちなみに、ピッチピチの20代の学生さんで「40」ぐらいの数値でした。
それと比較すると、劇的に改善しています。

唇のターンオーバーはとても短いんです。

お肌のターンオーバーは4週間かかりますが、唇は3~4日もあれば1サイクル終わるので、正しいケアをすればすぐに結果が出ます。

まずはとにかく、この集中ケアです!
皮がめくれてめくってしまって、また乾燥が激しくなる。。。そんな悪循環から抜け出して、プルツヤ唇を目指しましょう!

ちなみに、ひび割れが酷い時は、皮膚科に行って一時的にステロイドで治すのも一つの方法です。


※ここに書いたケア法はNHKあさイチで紹介されていた内容です。