暑さに強い体をつくる方法-五味常明医学博士

2011年7月12日

暑い日が続いてますが、体まいってませんか?
夏はまだ始まったばかりなのにギブアップしそうになってませんか?

今年、熱中症で搬送させる人の数は
現時点で去年の4倍以上なんだそうです。

熱中症にかかりやすいのはちょうど梅雨明けの1週間ぐらい
常で、今がもっとも急増する時期です。

今年は"節電"の夏。。。
さらに6月の早い時期の記録的な暑さ。。。
そして早い梅雨明け。。。
体が暑さの準備ができていない状態なのに
8月の酷暑並み。。。

このままでは今度は夏バテに。。。

こんな調子ではせっかくの夏を楽しめません!よね。
せっかく夏を楽しむためにも、
まずは『夏に負けない体をつくる』ことが大切です!

いい汗をかくのがポイント!

TVなどにも多数出演されている
五味クリニック院長の五味常明先生は、
通称"汗博士"とも
呼ばれている、汗の権威である医学博士です。

五味先生は、

『いい汗をかけば、
クールダウンができて
暑さに負けない体づくりができる』

という理論を提唱されている方です。
(※右の本も出されています。)

現代の日本人はエアコン依存症になってしまっているんです。
エアコン漬けになってしまっていると、
汗をかく必要がないので、汗をかきません。
汗をかく"汗腺"は
働かなくても良いと判断して、サボり始めます。。。

すると汗腺の機能はどんどん悪く(老化)なって、
上手に汗をかけなくなってしまうのです。
そうなると、暑さに絶えれない体、
熱中症にかかりやすい体、夏バテしやすい体に
なってしまうのだと、
五味先生はおっしゃります。
(※2011年7月11日放送のはなまるマーケットより)

暑さに強い体って?

右の写真はガラス工房の様子です。
このガラス工房の室内はなんと50度!!!
この環境でずっと作業をしているので、
みなさん暑さに強く、去年の猛暑でももちろん熱中症に
なった作業員はゼロ。

一般の人と何が違うかと言うと、それは
とにかくみんな全身汗をかいてます。
玉のような汗をかいていて、手の指まで玉粒の汗をかくのだそうです。

五味先生曰く、
『全身によく汗をかいている状態は、
 全身水に浸かっている状態と同じことなんです。
 実は熱中症予防や暑さに強くなるための秘訣"水"なんです。
 汗も水なんです。
 汗が皮膚の上で蒸発する時に気化して熱を奪っていくので、
 体を冷やしてくれる作用が汗にはあるんです。
 つまり、汗を出す汗腺は人間の"冷却装置"そのもの。
 現代人はその冷却装置が動かなくなってしまっている状態だから
 熱中症になりやすいし、夏バテしやすい体なんです。』
とのこと。

実際に熱中症で救急で運ばれてくる患者さんで
最も重症な方は、汗をかいていない状態。。。
その場合は、霧吹きで体を濡らし、扇風機で蒸発させて体温を下げる
治療をやっていますと、お医者さんも語っておられました。。。

でも、汗をかかない体質なのに
どうやったら汗をかいたら良いのでしょう?

上手に汗をかきましょう!

暑さに強い体づくり=汗をしっかりかくこと。
汗をかくには暑さになれてしまうことが大切。
クーラー漬けの体では汗をかくようになれません。。。

逆に暑さに慣れると、自然に汗をかけるようになるので、
"冷却装置"が働いて、心地よくクールダウンできる体になれます。

でも、今年は暑くなるのがとにかく早い!
そして節電の夏でもあるので、自然に任せていたのでは
間に合わないのだそうです。。。
なので、積極的に汗をかくトレーニングをすることが
大切なのだそうです!(汗腺トレーニング)

発汗トレーニングの"手足高温浴"

汗を上手にかける体になるための発汗トレーニングは、
お風呂の中でやる"手足高温浴"です。

【手足高温浴のやり方】
五味先生の手足高温浴
1:入浴前にはしっかり水分補給をしておきます。
2:42度の熱めのお湯を半分浴槽にためる。
3:バスチェアを浴槽に入れて、腰をかける。
五味先生の手足高温浴
4:肘から下、膝から下をお湯に浸します。
 この状態で15分、1日1回やります。
《注意点》
 15分やってみたけど汗をかかない場合は
 無理せずにすぐに止めましょう。
 無理して続けずに、少しの時間を毎日続けることで
 少しづつ体を慣らしていきましょう。


そして入浴後、暑いからとそく冷房を付ける人が多いですが、
これは大きな間違いです!
冷房だと
せっかく開いた汗腺が急激に冷やされて閉じてしまいます
さらに体の表面だけが冷やされるので、
そのまま寝ると、体の熱がこもった状態で寝汗をかき、
脱水症状を起こしたり、熱中症になるかもしれません。

【入浴後の汗の乾かし方】
出た汗はタオルで優しくふき取ります。
扇風機や団扇などであおいで、
自然に近い状態で汗を蒸発させてやると、
体の内部の熱もしっかり下がっていきます。

まとめ!

汗を上手にかくことで、
体を自然に冷やすことができるので
エアコン無しでも暑い夏を元気に過ごすことができるんですねー。

そのためにはまずは
汗をかくトレーニングを積極的に行うこと。

汗腺をトレーニングしてエアコン離れを目指すこと。
とても大切なことですよね^^

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